サポート

当社の製品を末長くご愛用いただくためのページです。
当社製品の修理、手入れ方法などについて、ご説明いたします。

修理依頼は、画像の送信から

当社で取り扱いの製品かどうか、修理が可能な製品かどうかは、ほとんどの場合、画像から判断できます。デジタルカメラで撮影した画像を全体で10Mb以下にして送信してください。 新たな破損の原因となりますので、いきなり荷物で発送はしないでください。 また、大きさを測っていただき、ケースや本体にメーカー名、品番のシール等がありましたら、そちらの画像か内容を送信してください。

修理の実例

カップの腕が取れてしまい、メッキも剥げてしまったカップの画像をお送りいただきました。
カップが真鍮製あったため、腕を取り付けることができました。修理箇所が少し焦げてしまいましたが、本体のメッキのはげも経年変化としてそのまま使用されることになりました。

優勝カップの修理

カップの材質は、真鍮製、アンチモニー製、銀製などがあります。
アンチモニー製は重く肉厚で、欠けたり割れたりし、修理はできません。メッキ直しもできませんので、壊れた部分全体を交換するしかありません。部品の在庫がない場合は、類似した部品を探すことになります。
真鍮製は凹んだり、部品が取れたり、メッキがはげた部分を修理することが可能です。ただ、メッキ直し等は新規製作以上に手間がかかり、かなりの高額になります。お預かりする期間も1カ月以上必要になります。また、新品同様の仕上がりは望めません。仮の見積もりをいたしますので、画像などの資料を送信してください。


個人のお客様で、1万円を超えるご注文。初めてのお取引や、型代など大きな費用が派生する場合などは、見積もりの段階で全額もしくは一部のお支払いをお願いすることがあります。

カップのお手入れと保管

授賞式を終えて展示する段階で、手の触れた部分や汚れた部分に、固く絞った布での水ぶきと、からぶきを行っていただければ、かなりの年月綺麗な状態でご利用いただけます。
飾りっぱなしの状態は、煙草の脂や、油分の付着などの原因になります。専用展示ケースなどがある場合以外は避けてください。収納ケースへの保管の際には、紙にくるんでいただけると結露などが起こることを防ぐことができます。同じ理由で食品に入っている湿気除去剤(シリカゲル)を入れておくのも良い方法です。

トロフィーの修理と手入れ

トロフィーは、細かい部品を組み立てているものが多く、ほこりや油分などが付くと掃除が難しくなりますのでご注意ください。ボルトで人形から台座までを止めていることがほとんどです。ボルトが緩んでくると全体がガタついてしまいますので、締め直してください。汚れか目立つ場合は、ボルトを外して、完成形の写真を取ってから分解して、掃除をすると比較的楽にお手入れができます。
修理をご依頼の場合は、現状の画像を送信していただければ、修理可能かが判明します。
トロフィーの汚れの除去等はお引き受けできません。 頭部の人形が壊れることが多いようです。人形自体は修理はできない物が多く、当社で取り扱いのある類似した人形と取り換えることになります。

楯の修理と手入れ

楯の多くは木製の本体と、金属や樹脂のノセコ(飾り)とプレートでできています。汚れが付きにくい場所に飾っていただき、汚れが付いたら固く絞った布での水ぶきと、からぶきを行っていただければ、かなりの年月綺麗な状態でご利用いただけます。
修理をご依頼の場合は、現状の画像を送信していただければ、修理可能かが判明します。 楯の汚れの除去等はお引き受けできません。 各パーツが壊れた場合は類似したものと取り換えることで、展示に支障がない状態にすることができます。

プレートの交換

大会名、主催者の変更等で、カップやトロフィーの台座のプレートの内容を変更する場合があります。 お客様が張替をされる場合は、現在のプレートの画像と、大きさ、新しい文字の原稿を一緒にメールでお送り下さい。 当社での張替を希望される場合は、賞品全体の画像と大きさも送信してください。見積もりをしてから作業を開始いたします。

紅白リボンの交換

カップ、トロフィーなどでは、製品を華やかに飾るためにコハクリボンで蝶結びして出荷しています。これは、耐久性のあるリボンではありませんので、早い時期に色あせてきます。次の大会で同じように賞品にリボンを結んで飾りたいとご希望の場合は、リボンのみお買い求めいただけますようお願いいたします。

ペナントリボンの販売

カップ、トロフィーに受賞者の氏名を書いて、取り付けるリボンです。
記名もお引き受けしています。
お客様が製作される場合は、ポスカ(三菱)などで比較的にじまず書けるようです。

銀製置物のお手入れ

銀製の置物、額などは各種仕上げの最後に樹脂被膜を塗布して変色を抑えています。ほこりを除去する程度のお手入れで長い年月綺麗な状態を保つようできています。銀専用の薬剤であっても、表面加工を剥がしててしまいますので注意が必要です。
磨いて使用できるのは、銀の地金そのままのすぐに黒く変色する製品(盃、スプーン、箸など)です。

銀製カップのお手入れ

銀製カップは、本体に銀製を表す刻印が打たれています。手入れをしないと硫化して黒く変色します。お客様自身で、新品同様に磨き直すことが可能です。
1. 地金部分が黒くなる(硫化する)のは、銀の何も処理されていない部分です。最も避けたいのは、クレンザーなどの粒子の粗い研磨剤を使用することです。表面に細かい傷が無数についてしまいます。歯磨き粉も同じ理由から使用しないでください。多少のよごれは、重曹を少量水で溶いて柔らかい布にで磨き、水拭き、から拭きして下さい。汚れがひどい時は銀専用の磨き粉を使ってください。ドイツ製のベノールや楽器用のシルバーポリッシュなどが比較的手に入れやすい製品です。
2.メッキ部分 金メッキ部分に磨き粉を使用すると「メッキをはがすこと」になります。硬く絞った柔らかい布で水拭きしたあと、乾拭きする程度にとどめてください。
3.アラシ仕上げの部分 つや消し状態に仕上げた部分が、部分的に変色してきた場合は、重曹を少量の水で溶き、指につけて擦って見てください。
4.変色(硫化)させないためには、なるべく空気と接触しないようにするのが効果的です。結露などしないように紙で包んでから、ビニール袋などに入れて保管してください。
5.硫化するのは、銀である証ともいえます。すでに御自身の持ち物になっているのであれば、何月を経て黒くなったカップも味わいがあると思います。
6.当社ではメッキ直し等をすることができます。現在の状態と、大きさによって価格が異なりますので、カップを見せて戴いてから見積もりをいたします。

銀製箸、スプーンの手入れ

銀製品は、手入れをしないと硫化して黒く変色してきます。
1.ご使用後は、普通のスプーンと同じように扱っていただいて問題ありません。使用していると、どうしても細かい擦り傷が付きますが、それも、風合いとお考えいただけると思います。
2.硫化して黒くなった場合は、銀専用の磨き粉を使ってください。ドイツ製のベノールや楽器用のシルバーポリッシュなどが比較的手に入れやすい製品です。クレンザーや歯磨き粉などの粒子の粗い研磨剤を使用すると表面に細かい傷が無数についてしまいます。
3.長い間使用しない時の変色(硫化)させない工夫 としては、なるべく空気と接触しないようにするのが効果的です。結露などしないようにやわらかい紙で包んでから、ビニール袋などに入れて保管してください。その際に、チャック式の袋を利用して、空気をストローなどで抜くと効果的です。

銀盃のお手入れ

銀杯は、手入れをしないと硫化して黒くなってしまいます。
1.最も避けたいのは、クレンザーや歯磨き粉などの粒子の粗い研磨剤を使用することです。表面に細かい傷が無数についてしまいます。多少のよごれは、重曹を少量水で溶いて柔らかい布にで磨き、水拭き、から拭きして下さい。汚れがひどい時は銀専用の磨き粉を使ってください。ドイツ製のベノールや楽器用のシルバーポリッシュなどが比較的手に入れやすい製品です。
2.金メッキ部分に磨き粉を使用すると「メッキをはがすこと」になります。硬く絞った柔らかい布で水拭きしたあと、乾拭きする程度にとどめてください。
3.アラシ仕上げ(つや消し状態)部分が、部分的に変色してきた場合は、重曹を少量の水で溶き、指につけて擦って見てください。
4.変色(硫化)させないためには、なるべく空気と接触しないようにするのが効果的ですが、結露などしないように紙で包んでから、付属の黄色い袱紗で包み、ビニール袋などに入れて桐箱に保管してください。その際に、チャック式の袋を利用して、空気をストローなどで抜くと効果的です。